バスジャック

整体を受けるために
N駅からバスに乗るのですが、
先日、心臓が凍りました。

この頃のバスはたいてい
プロのアナウンサーが吹き込んだ
テープを流していますよね。
「まいど○×バスをご利用いただき、
まことにありが、、、」

ここで突然、バルタン星人が
マイクを乗っ取りました!

マイクを乗っ取った所で
バルタン星人に言えることと言ったら
「ふぉっふぉっふぉっふぉっ、、、」

じっさい彼はそうしました。

しかも、往年の元気さがなくなって
テープの遅まわしみたいな言い方するので
余計に不気味さが増しています(ーー#

 

攻撃してこないようなので
前のおっさんの影に隠れるように
バルタンの様子を覗ってみると、

驚くべきことに
バスを運転してるではないですか!

というか、正確にいうなら
運転手がバルタン星語で喋ってる(@@;

 

やっと様子がわかりました。

 

運転手さんは

「はっしゃします」とか
「みぎへまがります」とか

テープのアナウンスでは足りない情報を
インカムで喋っているのですが、

マイクが口に近すぎるのと
あまりに観客(わたしたち)を無視した
自分の思考スピードで喋るもんだから
スピーカーから流れるのは

「ふぉっふぉっふぉっふぉっ、、、」

なんの情報にもならないし、
第一この思考スピードで運転されたら
たまったもんじゃない!

 

他の乗客をみると
このバルタン星から来た運転手に
すっかり慣れているようで、
事故も苦情もないのでしょう。

私も観念して
バルタンに運転させておきました。

 

周りからどう見えているか
ごくたまにだけでも
気にしたほうが好さそうです。