離れているから「こそ」

他の親切は、その当時にこそ
余計なお世話に見えるが、
後になると、もういっぺんうるさく
干渉してもらいたい時期が来るものである。
– 夏目漱石 –

近くにいると、五月蠅くて鬱陶しいのに、
離れているとそれが懐かしい。
まさにうちの嫁さんを言い表していますね。
もっとも正確に言うなら
離れているから「こそ」であります。

離れているから冷静さを保つことが出来て
心の大きな自分でいられるのですが、
考えてみたら、他に左右されるような心では
いざというとき心もとない。

してみると、嫁さんは私を鍛えるために
神様が遣わしたコーチなのかもしれないなんて、
独り落ち着いているときにはそう思うのです

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