君の考えは具体的過ぎる !

君の話は抽象的すぎる!
もっと具体的に言わないと
わけが解らん!

こんな風に怒鳴られ続けて
どのくらい経ったことか(ーー;

はじめに言ったのは担任で
その頃の私は純真な小学生でしたので、
抽象的なのは愚かなことで
具体的なのが優れているのだと
思い込まされました。

ついこの間まで、、、

話が抽象的とかいうのとは
すこし違うのですけど、
抽象的を礼賛する話を聴きましたので、
今日は抽象的の強みについて
お話いたします。

 

1.日本国東京都町田市金森
2.日本国東京都

上の二つの表記では
1の方がより具体的で範囲が絞られ
反対に言うと、2のほうがあいまいで
抽象的な表現と言えますね。

ここからは発案者にしたがって
抽象度が高い・低いという言い方にします。
1よりも2のほうが、より抽象的で
すなわち抽象度が高いということです。

どちらが好いか、
これだけでは決まりません。

探しものの在り処なら
抽象度が低い方が優れているし、
関係するものを列挙するなら
抽象度が高くなるほど有利です。

この「関係するものを列挙」が
とりもなおさず視野の広さにつながり、
物ごと色々な角度から考えるための
強みとなるのです。

話が抽象的すぎて
解りにくかったでしょうか(^^?

 

たとえばA国とB国が
過去に戦争で戦ったために
国民全体も
敵対ムードだとします。

このとき
自分がA国人だと思えば
B国人が憎いけど、
自分も相手も人間だと思えば
憎む理由もなくなります。

つまり抽象度を上げる事で
ものの見方を変えることができて,
より広い視野から
考えることが出来るのです。

この、広い視野というのが
あなたの発想をどれだけ拡げるか
想像がつくでしょうか?

意識的にパラダイムシフトを
起こすことが可能なのです!

どうです?
抽象的って好いでしょう?

実は昨日のお話にも
直接関わってくるのですが、
それについては、
いずれまた(^^