なぜそんなに元気なの !?

イヤイヤ動いていませんか?

自ら進んで動いていれば
疲れにくいし、怪我も少ないですが、
イヤイヤ動いていると
その反対です。

解りやすいところでは
幼児は恐ろしく動きまわるけど
疲れた顔などしていませんね。

起きているあいだじゅう元気で
突然眠そうになります。

ちょっとグズることはあっても
大人みたいな慢性的な疲労感とは
もっとも無縁な存在です。

若いということもありますが
それよりも大きいのは
好きなことだけしているからです。

 

大人だってそうでしょう?

この頃は宅急便が整備されましたが、
少し前まではスキーに行くには
重い荷物を抱えて、混雑した電車の通路で
楽しそうに座っていたものでした。

同じ重さの、他人の荷物なら
とてもそんなことは
する気になれませんよね。

でも高額のチップでももらうと
たちまち荷物が軽く感じます。

だから、重さとか環境より
自発的に動いているかどうかが
疲れに影響しているんです。

 

でも、大人になると
好きなことばかりしていられず、
嫌でもしなければならないことが
だんだんと増えてきます。

そこで肝心なのが
仕事や頼まれごとなど
不本意なことでも
自発化する知恵です。

そんなことが出来るの?

疑問に感じるのもごもっともですが、
子供を観察してみて下さい。

大人からみたら
実に他愛のないことでも
キャッキャ言って
遊んでいますね。

はじめから楽しいことでなくても
遊びにしてしまう事は出来るはずです。

 

たとえば、単純作業だったら
時間を短縮するゲームだと思って
真剣に遊んでみるとか、

気の進まない相手との交渉なら
映画スターになりきって
空想の役を演じてみるとか、

いちど自発的行動の
好循環に入ってしまえば、
あとは自動操縦で
なんとでもなるもんです。

 

ダマサれた役を演じるつもりで
さっそく試してみませんか?