家族と似ていますか?

年末ですね。

生来イベントと無縁で、
個人的には大晦日も元旦も
いつもと同じ一日と
思うのですが、
フェイスブック等でも
大方の人はもはや特別モードに
突入しているようで、
ふわふわとした反応しか
戻ってこないです(^^;

ですので年末年始は
このメールもシーズンオフの
特別番組にします。

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幸福な家庭の顔はお互い似ているが、
不幸な家庭の顔は、どれもその
不幸な顔が違っている。
-トルストイ-
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そういう目で見たことありませんが、
言われてみれば、そんな気もしますね。
いったいナゼなのでしょう?

 

こんなお話を
聴いたことがあります。
一本道の両側にある
天国と地獄のお話です。

左側の地獄では、
みんなガリガリに痩せて
ひもじそうな表情です。

見ると食べ物はあるけど、
箸(はし)が異常に長いので
うまく口に運べないのです。

右側の天国も
長い箸(はし)なのですが、
みんなフクヨカで
幸せそうです。

見ると食事のとき
長い箸(はし)を使って
みんなでお互いに
食べさせ合っています。

地獄の人たちは
今日も自分の口だけ考えて
むなしい努力を続けます、、、

おしまい。

 

幸福な家庭というのは
お互いのことを思いやっているので
同じことを考えて
顔も似てくるのだけど、
不幸な家庭では
皆が自分のことだけ思うので
別々な事を悩んで
違った顔で苦悩するのでしょう。

いやぁ、好いお話でした、、、

、、、これで終わってしまうと
まったく私らしくないですね(ーー;
すこしひねくれた続きを。

 

お互いに笑い合っているのは
とても好いことなのですが
それが張り付いた笑顔になると
なにか不自然を感じます。

エセポジティブというか、
暗黙の約束で
お互いに辛い部分をひた隠し、
ニコニコ笑った分だけ
後で落ち込む人たち、、、

感情を押し殺して
お約束の笑顔をしたところで
内心がズタボロだったら
不一致がアダになるのです。

辛いとか苦しいとか、
腹が立つとか悲しいとか、
ちゃんと感情を認めた上で、
そこに留まらないように
知恵を使うのが王道ですね。

みぞおちの辺りが
固くなっているようなら、
その事を意識して
感情を解放しましょう。