マネしちゃいゃ~ん

ラポールの形成について
昨日お話しました。

好きな人や尊敬する人に
自然と仕草などが似てくる性質を
拡大解釈(?)して、
相手の真似をしていたら
好きになってもらえるかも?と
やってみたら上手くいった
心理療法のスキルでした。

今日は具体的に
どんなふうに真似するのか
ふたつご紹介します。

 

1.オウム返しする

相手の言ったことを
あなたも言ってみましょう。

ただし、上手くやらないと
相手にそのことが知れて
馬鹿にしていると思われたら
元の木阿弥です。

キーワードをみつけて
それを返事に入れるように
心がけるようにします。

「寒いのに、今日は残業で
なかなか帰れないから
帰りが思いやられるよ!」

悪い例)

「寒いのに、今日は残業ですか?
なかなか帰れなくて
帰りが思いやられますね!」

好い例)

「ホントに寒いですよね~!」

 

2.ミラーリング

相手の動作や表情を真似しましょう。

ミラーニューロンという
神経細胞があって、
他人の思考や行動を
自分のものとして体験します。

人があくびをしていると
自分が眠くなったりしますね。

これと関係あるのかないのか、
何しろ頭のなかで起こっている
内的なことなのですが、
やってみると確かに
相手との心理的距離感が
一気に縮まるのがわかります。

呼吸を合わせるのも
簡単な割には
目に見えた効果があります。

一緒に歌を歌うと
仲良しになりますね?

武道なんかでは
これを逆に使ったりしますが
今は触れずにおきます。

また、これの応用というか、
相手との共通点を
さり気なく強調して、

私たちって似てる!と
さり気なくアピールすることも
たいそう有効な方法です。

 

このような事は
いざという時のために
とっておかずに、
思い出したら
実行してみてください。

回数を重ねて
上手くなるだけではなく、
自分なりの工夫が
生まれてきます。