春の七草 vs なくて七癖

無くて七癖などと言います。

表情の癖、動作の癖など
いろいろありますが、
口癖も人をよく表しています。

日本人の演説を聞いていると
「えー」とか「あー」とか
やたらに入る人が多いですけど、
外面(そとづら)が好く、
プライドが高く、
話の内容に自信がないのを
誤魔化しているのです。

政治家に多いですね(^^;

反対に自信があるひとは、
「だから」で始まる
話が多い傾向があります。

もっともこういう人は
主張していることよりも
自分の話を聴いてもらうことが
何より重要なのですが、、、

 

また、もっと長いところでは、
「金が惜しくて言うのじゃないが、、、」
という人は、
とてもお金を惜しがっているし、

「損得を抜きにして話そう!」
という人が一番気にしているのは
ほかでもない”損得”です。

 

こういったことは、
心理学の本を読んでも
書いてありますが、
それよりも普段から

「どうしてあの人は
こんなこと言うのだろう?」と

関心を持つことが大切だし
面白さでもあります。

別に学会の発表ではないので
はじめは仮説というか
当てずっぽうだってOKです。

そして同じ癖を持つ人が
その仮説にあてはまるかどうか
検証してみるのです。

むしろはじめから細かく
分類されたものをみてしまうと
うんざりしますが、
自分で少しずつ
細かい例外を見つけていくのは
たいへん楽しい作業です。

口癖以外にも
動作や感受性の癖もあって
もっと雄弁なのですが、
その話は長くなるので
そのうちに機会があったら(^^;