〽インドの山奥でっ

昔、レインボーマンという
ヒーローがいました。

ヤマトタケシという日本人が
インドの山奥で修行して、
ダイバダッタの魂を宿したのです。

彼は状況に応じて
レインボー・ダッシュワンから
ダッシュセブンを使い分け、
悪の秘密結社”死ね死ね団”から
世界を救うのです。

レインボー・ダッシュセブンは
ダッシュシックス以下を含んでるので
それだけで好いのじゃないか?
という素朴な疑問は
このさい置いておいて、

死ね死ね団のテーマソングは
ちょっと酷すぎるんじゃないかという
根本的な疑問も置いておいて、
https://assaji.sakura.ne.jp/over/archives/4940
(ほんとに凄いんです^^;)

レインボーマンは
カッコよかったのです!

 

なにしろ変身するとき、
「ライダ~、変身!トォ~」
とかではなくて、
「阿耨多羅三藐三菩提
(あのくたらさんみゃくさんぼだい)」
なのですよ。

般若心経なのですよ。

お師匠のダイバダッタも
史実に残る強烈なキャラですが、
レインボーマンもスゴくて、
一定時間死ね死ね団と戦うと
“ヨガの眠り”といって、
石のように固まって眠ってしまいます。

これが彼の弱点で、
ヨガの眠りが来そうになると
レインボーマンは必死で
安全な場所に移動しようともがきます。

それはそうでしょう。
この眠りの期間、
何をされても抵抗できず、
ベンガル湾に沈められても
仕方ないんですから。

 

そんなおちゃめなヒーローを
幼児期に観てきたせいか、
私にも”ヨガの眠り”が訪れます。

これが来ると
意志の力ではどうにも出来ず、
喫茶店でバイト中に
ランチ時間の客席で寝たことも
あったほどです。

昨日がまさにそれで、
寝る以外の選択肢がなく、
合計20時間ほど
正体もなく眠りました。

おかげで今日は元気です。

では、変身して
夜の街をパトロールしますか。
「阿耨多羅三藐三菩提」