おまかせ下さい!

きのうの風邪の話が
あんがい好評でしたので
似たようなお話を。

きのうの話というのは
風邪が身体に備わっている
調整作用だということで、
なんの調整かというと
各人固有の身体の使い方による
蓄積した偏り疲労の調整です。

だから、体力というか
生命力が強い人ほど
ちゃんと風邪を引きますし、
反対にお迎えが近くなると
急に引かなくなります。

また、健康法のつもりで
身体を鈍らせるような事をしていると、

「風邪ひとつ引かなくなった!」

なんて得意になっているうちに
ある日突然倒れたりします。

 

”倒れる”ついでに言うと、
汗がダラダラと止まらないほど
長湯の後の脱衣場で
扇風機を背中に雑談なんて、
古き良き時代の銭湯にありがちで
ノスタルジックな風景ですが、
脳溢血の製造法なんです(ーー;

さらについでに、
四十肩なんていって中年以降に
一時的に腕があがらなくなる
時期がありますけど、
このとき腕のたつ施術者がいて
急に腕の動きを好くしてしまうと
これまた脳溢血で倒れます(ーー;

腕を上にあげる動作は
脳の血流が促進されるので
身体の変わり目などは、ゆっくり
あげた方が好いのです。

 

腕をあげるといえば
熱い湯船に入るときなどに
無意識に両腕を肩より上の方に
持ち上げたりしませんか?
「あ”~ぁ・・・」
なんて言いながら(^^;

あれなどは
心臓を守る動作を無意識に
行っているんですよ。

身体って凄いですね!
おまけに健気(けなげ)だと
思いませんか?
持ち主がお馬鹿でも、
必要な風邪はちゃんと引くし
悪いもの食べれば吐くし
くしゃみもするし
あくびもするし

ぜんぶ合目的な動きを
勝手にしてくれるんです(^^v

 

だから持ち主としては
身体を信頼して、身体の邪魔をせずに
思いっきり仕事なり勉強なりに
うちこめば好いんですね。

めでたしめでたし

また明日の晩メールしますね。
おおばじょうしょう