適応の理想形

生き残る種とは、最も強いものではない。
最も知的なものでもない。それは、
変化に最もよく適応したものである
– ダーウィン –

柳に雪折れなしなんて言います。
確かに、頑丈なものは
いつかは耐えられない限界がきて
ポキっと折れちゃいますけど、
柳みたいにユラユラしていれば
力が分散されて大丈夫なのですね。

日本の建築がそうなっていて
家も西洋みたいにガッシリ作らずに
地震が来てもユラユラしているうちに
なんとなく収まってしまう。

石垣だって、レンガの塀や建物と違って
微妙な隙間で力をいなす。
川の堤防づくりだってそうなのだと
『梅干しと日本刀』で読んだ気がします。

好いですね、ユラユラ!
適応の理想形なのかもしれません

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