最高でもたかが100点なら、いっそのこと

面白い本を読みました。

『非属の才能』(山田玲司著)
https://josho.tokyo/ywpk

内容について詳しくは、
私がとやかく言うよりも、ぜひとも
ご自身で読んで頂くとして、
なかでも大いに納得して
うなずき過ぎて目が回った部分を
少しお話しましょう。

 

エジソンでもトットちゃんでも、
自分の感性というものを持った人は
学校では浮いた存在になって
劣等生扱いを受けてしまいます。

これは非常に多くの場合、
学校側の受け入れ態勢というか
受け入れる器をもった教師が
そもそも少ないことが原因です。

そうなると悲しいかな、
平和主義の子は不登校になったり、
もう少し元気な子だったら
夜の校舎で窓ガラスを壊して回ったり、
盗んだバイクで走り出したり、
とにかく人らしさを持つ子ほど
落ちこぼれや不良といった
レッテルを貼られてしまうのです。

エジソンやトットちゃんは
母親やすてきな校長先生のおかげで
幸いなことに、どちらにも分類されずに
独特な世界を築くことができました。

そういった環境にない子は
泣き寝入りして普通の人を目指し
同化していくべきでしょうか?

この本の著者も
教師がさじを投げたほどの
”劣等生”でしたが、
幸いなことに手塚治虫さんという
大先達に勝手に憧れて
手塚さんに勝手に導かれて
グレることなく夢を掴みました。

 

実は私も大学の頃、
”何かが違うことは確かだけど、
それが何かはわからない病”
にかかって苦しんでいた頃、
通学路にあった本屋で
一冊の本との出会いがあって
すべてが始まったのです。

そう、この頃はやりのメンターですが、
対面で教わるばかりが能ではなくて
歴史上の人物とか、過去の大先生とかに
勝手に憧れる方法もあるんですよ!

むしろ直接知らない方が
変な部分で幻滅することもなく、
勝手に憧れ続けられて
好都合かも知れないほどです。

人生の岐路にたったとき
「こんなとき、お師匠ならどうするか!?」
この問を持てるかどうかの差は
決定的に大きいです。

メンターはひとりである必用もなく、
7人のお師匠に”賢人会議”をさせるのも
面白い試みと言えましょう。

今からでも遅すぎません!
心の師をお持ちになることを
強くおすすめします。

 

また明日の晩メールしますね。
おおばじょうしょう

(おまけ)
彼に素敵な先生がいたなら
この歌はなかったかもしれません
https://assaji.sakura.ne.jp/over/archives/1310