”できる人” vs. ”できた人”

あなたは”できる人”ですか?
それとも”できた人”でしょうか?

ふつうに使う言葉ですけど
並べてみると、現在形と過去形で
微妙に意味が違っていることに
あらためて気が付きます。

できる人の特徴としては

・仕事能力に魅力がある
・利益をもたらしてくれる
・自分より下の人には威張る
・メリットが最重要事項
・損得勘定で人が集まる

なんだか、仕事上はともかく
プライベートでは付き合いたくない
嫌な奴っぽいですね(ーー;

 

一方できた人は

・人間性に優れた徳がある
・信頼と尊敬を集める
・謙虚な心を持ち、人を見下すことがない
・ついていきたいと思わせる魅力がある
・損得勘定を抜きに人が集まる

上司にしたいベスト10に
堂々トップ当選しそうな感じ!

 

単に過去形にしたところで
こんな違いは生まれないだろうから
たぶん違う言葉なのでしょう。

(仕事が)できる人と
(人間が)できた人みたいに(^^v

その場合”仕事ができた人”だと、
今は出来ないみたいだし、
”人間ができる人”だと
実は人間じゃないみたいだし、

日本語のルールって難しい(ーー#

それはともかくとして、
比べるまでもなく、できた人の方を
誰もが好きになるでしょう。

あちこちでアルバイトして
いろんな職場を見てきましたけど、
トップは”できた人”、
できる人は二番につけているのが
たいていの場合でした。

トップがキレもんだったり
誰よりも仕事ができる必要はなく、
逆に下手に仕事ができる人は
人望がないことが多かったです。

”下手に”とことわったのは
本当に仕事がデキる人だと
偉ぶる必要が無くなるためでしょう、
かえって腰が低くなるのですね。

小さな職場だったら
そこまで求めるのは無理なので
できた人がトップ、
サブにできる人を配置するのが
次善策と言えるでしょう。

トップに立ちたいかどうかは
この際べつな問題としても
”できた人”を目指しましょう!

また明日、メールしますね。
おおばじょうしょう