やらないという選択はつらいもの(ーー#

忙しい人達が、やめても問題ない事を
いかに多くしているかは、驚くほどである。
なすべきことは、自分自身、自らの組織、
他の組織に何ら貢献しない仕事に対しては、
ノーと言うことである。
ピーター・ドラッカー

 

こんにちは!
おおばじょうしょうです。

理性ではやめようと思っても
なかなか決心のつかない事って
一つや二つありませんか?

やめられない理由で
比較的説得力のあるものとして、
まず、それまでに投資した
時間やお金が惜しいから、、、

もっともなようでいて
本末転倒ですね(^^;

わかり易い例として
詐欺商材に引っかかるときの
行動パターンをみてみると、

ます一つ目に、
2,980円の”特別レポート”を
買うところから始まります。

まだ純粋無垢なので
広告ページの甘く強引な誘いに
コロッとだまされ、
すぐにでも元をとれるつもりで
無限地獄に踏み入れます。

二つ目は5,400円で
今だけ限定のソフトがついた
裏ワザもうけ話。

メールのお誘い通りなら
一つ目のレポート代をあわせても
楽々おつりがくる計算!

あと一歩というところで
どうも決め手にかける気がして
そんな頃合いを見計らって
再度のお誘いが、、、

三つ目は12,000円のセミナー。

会場はやけに大音量の音楽と
着飾った笑顔でポジティブな雰囲気!
ここに至った自分はすでに勝ち組と
高揚感でいっぱいになり、
最後に軽く背中を押され
気がついたら高額塾に入って、、、

 

、、、直前の失敗を
なんとか取り返すというか、
自分がマヌケだと認めないために
次の損失を量産してます(ーー;

もう一つ、効果がなくても
とりあえず何かをやっているという
困った安心感も理由になります。

作業を止めて考えるより
慣れてしまったことなら簡単だし
適度に疲れるので
やった気分を味わえるし、、、

これだって、自分がその日
目に見えて何かやっていないことを
認めるのが怖いから、
何もしてないわけじゃなく
けっこう忙しいのだと言いたくて
決断を先延ばしにするわけです。

目に見えなくたって
軌道修正という、かけがえのない
行動だってあったのに、、、

 

やめるべきだと気がついたなら、
たとえ初めはつらく感じても
四の五の言わずにやめてしまって、
それ以外のことは、
あとでゆっくり考えましょう!

自分が悪くなくたって
何度もひどい目に遭うことだって
ときにはあるのですから。

ではまた、明日