第5章 仮定と証明

こんな困った言い訳が
あなたの進化を妨げているとしたら
どうしますか?

たとえば部屋が散らかっていて
断捨離の大切さに気がついているのに
あまりに気が重くて、心が悲鳴をあげると、

「天才の机は乱雑と決まっている!
アインシュタイン博士の部屋を見給え!」
https://josho.tokyo/hpa9

言うまでもなく、
部屋を散らかしていたから
博士が天才だったのではなくて、
部屋は散らかっていたけれど
博士が天才であることに
影響しなかっただけ。

”逆は必ずしも真ならず!”

なんて、日常会話で使ってる人でも
中学の数学でやった”命題”とか
”逆”とか”裏”とかの話を持ち出すと
「ちょっと用事を想い出した!」とか言って、
どこかへ都合よく消えてしまいますが、

まぁ、机の話には
直接には使えないとしても、
たとえば

”日本人は、勤勉である!”

これが真実であるとしましょうか。
昔はそうでしたから、、、

このとき、前半と後半を
少しずつ変えてみて、

”日本人は、勤勉でない”
”日本人でないものは、勤勉でない”
”勤勉である者は、日本人である”
”勤勉でない者は、日本人でない”
”勤勉でない者は、日本人である”

それぞれ、いかがなもんでしょうか?

 

変える前が真実だったら
このうち一つが真実と言えるのですが、
思い出せますか(^^?

たしかに日常では、
あまり重要とは言えませんけど、
でもそのせいで、すべてをごっちゃにして
乱雑な部屋の言い訳にするとしたら、、、

やはり勉強も、少しはした方が
自分のためみたいですね。