おじさん、鈍いね

ある程度の歳になると
再就職や、ましてバイトの面接で
決まって訊かれるのが、

「年下の先輩に教わるの、大丈夫です?」

私は根が幼稚なのか、
つい最近までこの質問の意味が
理解できませんでした。
だって知らないことを教わるのに
年上も年下も関係あります?

実はもう少し若くて
今よりおしゃべりだった頃、
ある会社の面接で
そのとおり言い返したところ、

「ホント言うとね、教える側の方が
やりにくくて嫌がるんですよ!」

そう親切に、あるいはイライラと
教えてもらったことがあります(^^;

それならそうと
回りくどい言い方しなさんなと
その時は思ったのですが、
実は真実は別なところ、
年下の上司は上手く行かないという
経験則的な事実の裏には、
面接担当官もしらない理由が
隠れていたのでした(ーー;

 

遅ればせながら
最近気づいたのですけど、
年下の上司が、仕事以外の
価値観とか人生観を語りだしたとき、
たいていは幼稚なことを
仰るものだから

背筋が寒くなるのが
顔に出てしまうんですね(^^;

それが相手の自尊心に
5寸釘を打ち込んでしまう!

ものを教わる態度として
最低に近いものがありますよね。
というか、最低か(ーー;

 

よく偉人伝などで
成功者は清掃員からでも素直に
ものを教わってたりするけど、
あれは威張らないという
道徳めいた教訓だと思ってたら、

余分なところで引っかからずに
必要な部分を教わりましょうねという
「学び上手のすゝめ」でも
あったというわけ。
う~ん、やはり偉人は偉い!

ではまた明日