順番が逆だったんです

物ごとは単純に限ります。

しかし時間の経過とともに
じわじわと複雑になって
気がついたらカオスがそこに、、、

 

整理整頓などと、小学校で
並べて教えるものだから
素直な(自分で考えない)子供ほど
大人になってもごっちゃにして
どっちも出来ないでいます。

大雑把に言うと
整理は不要なものを取り除き、
整頓は正しい位置に収めることを
それぞれ意味しており、
考えの浅い人か、
あるいは症状の軽い人は
先に整理した後に、
すなわち要らないものを捨てて
残ったものを片付けるように
教わりもするし、考えもします。

だけど、大掃除するとき
そんな絵に描いた餅みたいな
交通標語みたいな作戦が
上手くいった試しがありますか?

 

もちろん上手く行きません。

まず途中で嫌になって
部屋が片付かないばかりか
途中で挫折した自分が嫌になり
踏んだり蹴ったりです。

かりに辛抱強く続けて
なんとか最後までやりとげたとして
あなたの住居は小さな宇宙が
いくつも集まった状態になります。

どういうことかというと、

必要なものが台所に一つ、部屋にも一つ
玄関にも一つといった具合に、
それぞれの場所でファミリーを作って
独立してしまうんです。

こうなると、なにか必要になっても
それがどのファミリーの所属か
一つ一つ探して回るしかありませんね(^^;

これが複雑な状態です!

では単純とは?と言えば
縦割り行政をやめて
管理を一元化した状態です(^^v

中途半端に整理するより、
まずは家中の物の置き場を決めて
はじめは床にでもぶちまけます。

片付ける前が天国に思えるくらい
惨憺たる光景がそこにあるでしょうけど
そこがミソでもあります。

先ほどの縦割り整頓法の
最悪な副作用というのが他でもない
アラを見えなくしてしまう事で
本当の秩序から遠ざかることなので、
ここは一つ勇気を出して、
物のあるべき場所に秩序を!

そう、整頓が先なんです(^^v

 

ではまた明日