人間は考えるアッシー君

この頃、考える機会が
減っていたりしませんか?

唐突に失礼しました。
実は私自身、知らぬ間に減っていて
ひょんな事でそれに気づいたので
もしやと思いまして。

ボォ~っとする時間が少ないと
四六時中なにか考えているような錯覚に
つい陥りがちですけど、
人間は、というか生き物は
根っからの怠け者に生まれついており、
本来楽な方、安全な方を
選択するのが自然です。

だからボォ~っとはしなくても
考えずに済む作業を選ぶことによって
パワーをセーブしていたりします。

メールをチェックするとか
SNSを巡回するとか、
慣れてしまえば機会的にできることで
時間の大半を使っていたりします。

それらは確かに量をこなせば
終わったとき(完全には終わりませんけどね)
それなりの達成感と疲労感が残るので
よけいに始末が悪いのですが、

いくらインプットが多くても、
少しマシに、アウトプットも多くても、
その間に考えるというプロセスが
ほとんど入っていないなら
あなたはオートメーション工場の
機械の歯車に過ぎません。

 

そもそも速読とか
作業の効率化の目的は、
それらを速くしたり、
合理的にすることではなくて、
空いた時間を使って
じっくりと考える事です。

でも、カスも含めて(カスばっかりかも)
情報は反乱したナイル川みたいだし、

うっかり立ち止まっていると
何もかもリニューアルされてしまって
自分のアップデートに手こずるので、

現代人は追い立てられるのが
宿命みたいになっています。

 

さて、ひょんな事から
今までと毛色の変わった現場に就いて、
そこでは今までみたいに
パソコンはおろかスマホをいじるのも
かなり遠慮気味を強いられるので、
インプット・アウトプットの時間が
強制的に少なくなりました。

こうなると、移動中や休日などの
人目をはばからない時間が貴重になり、
そのために何を捨て、何を採るか
考える時間を手に入れました(^^v

こうなって初めて
いかに考えていなかったかが
分かるというもので、
あなたも何かの条件が悪化したら
それがずっと続くと思わずに、
なにかのメリットを見つけて下さい。

不思議なもので、
そうしているうちに悪条件が
解決することも多いですよ(^^v

ではまた、明日にでも!