断わる !

「ノー」と言いたいのに
「イエス」と言ってしまった経験は
ありませんか?

心理学者のマヌエル・スミスによれば
そんなときは他人に操られているので、
まず自信をつけることが必要だそうです。

でも、落ち込んでいる人に
「しっかりするんだ!」
と言うのと同じように、
「自信を持ちなさい!」
という台詞はほとんど無意味なので、
反対側から攻めましょう。

「ノー」と言えるようになることで、
自信をつけていき
他人の支配から抜け出すのです。

正当な断る理由がある前提で、
相手が受け入れやすい断り方を
7つご紹介します。

 1.「しばらく考えさせて下さい。
1時間たったら電話します!」

そして1時間後に電話して、丁寧に
しかしキッパリと断ります。
しっかり考えて、約束通り電話したことで
精神的に優位な立場で話せます。

 2.「とてもいい話ですね!」

相手の申し出を一度評価した上で、
今は他の件で手一杯なので
せっかくのお誘いにのれないと告げます。
他にやっていることについて
具体的に言わないのがポイントで、
無用な反論を予防します。

 3.「あなたなら
上手く行ったも同然ですね!」

相手の能力を認め、一緒に行う事が
すばらしいと告げた上で、
「けれども今回は、
お断りせざるを得ないのです」
いかにも残念そうな、
それでいて断固とした表情で
お断りします。
余計な情報を漏らさないことは
この場合にも重要です。

4.「そういうお話は
受けないことにしています!」

あなただからではなく、
原則的に引き受けないのだと
納得してもらいます。

 5.「それは本当にお困りですよね、、、」

遠回しに頼まれているような場合、
あまり話に立ち入らず、
依頼に気がつかないフリで同情だけします。

 6.「いま、ちょうど手がふさがっています」

普段はあまり付き合いのない人には
こんな言葉も有効です。
近しい人には何度も使わないように。

 7.「そうですか、、、でも、無理です!」

なんだかんだ言って、
はっきり断るのが一番無難です。
その前に話に立ち入らないこと、
少し間を置いて、一応は考えたことを
ほのめかすことがポイントです。

いかがでしょうか?
この手のものは
いざとなると上手く言えずに
墓穴を掘るものです。

芝居の台本だと思って
何度か声に出して練習しておくと
役に立つかもしれませんよ(^^;
ではまた明日