命にかかわる問題です!

昨日に続いて
潜在意識のお話です。

潜在意識の働きは
はかり知れませんので、
昔から少しでも意識的にそれを
味方に付けようとして
様々な工夫がされています。

相手は無意識なので
意識的に近づくのは困難ですが、
実は意識と無意識が
近づく場面が4つあります。

どんな場面でしょう?

ヒントは、潜在意識は
命にかかわる場面で
大活躍するということです。

ひとつ目は食事するとき。

野生の動物にとって
エサを食べている時というのは
かなり無防備な状況です。
そこで、潜在意識が立ち上がって
イザという場面に備えるのです。

反対に言えば食事中は
潜在意識に接触しやすいので、
ちょっと注意が必要です。

たとえば、家族で食事中に
親がネガティブな話を、
子供に対するコゴトや愚痴などを
聴かせてしまったとしたら、
普段よりも深いところに
呪いを刻んでいるようなものです。

ふたつ目は食事の反対、
排泄の最中です。

のんびりと無防備に排泄するのは
人間や飼いならされたペットくらいで、
野生の動物には命取りな行為です。
よってここでも
潜在意識が身を守ります。

まぁ、トイレでコゴトは無いでしょうが
(あったらヒドイお話です)
反対に積極的にトイレタイムを利用した
能力開発があります。

と言っても、
それとは知れずに昔から
普通に行われていた
暗記物を貼っておくだけです。

意識して覚えようとはせずとも、
浮かび上がった潜在意識に
直接すり込むチャンスなのです。

3つめは眠っているとき、
当たり前ですが無防備です。

そこで潜在意識は眠らずに
敵の足音や臭いを察知します。
睡眠学習装置などもありますし、
覚えたいものや心に刻みたいものを
睡眠の直前直後に見るのは
非常に効果があります。

そして最後の4つ目は
呼吸をしているときです。

呼吸は四六時中しているので
あまり命に関わる気がしないですけど、
呼吸しなければ死にますし、
そこまで行かずとも
呼吸の折り返し点、
つまり吐き終わって吸うときと
吸い終わって吐くときは
実は非常に無防備な状態なのです。

熟練した催眠療法家なら
その一瞬にメッセージを入れますし、
反対に呪いも可能です。

武道でも、名人になると
この一瞬で勝負を決めます。

そこまで極めなくとも
たとえばご存知の腹式呼吸を
しばらくするだけで、
昨日ご紹介のOリングテストで
力がみなぎることを
実感できると思います。
さまざまな呼吸法が伝わるのも
以上の事から納得できますね。

いろいろと試してみると
面白いでしょう。
ではまた明日