一服しませんか(^^?

休憩しましょう。

仕事が下手な人ほど
だらだらとエンドレスに続けて、
本当に疲れてしまうというか
飽きてしまいます。

語源的にどうなのか知りませんが、
英語で「疲れた」と「飽きた」というのが
同じ単語というのが面白いですね。

そう、興味のないことは
続けられないように
人は作られているのです。

もう一歩進めると、
仕事が下手な人ほどやりがちなのが、
「キリの良い好い所で休憩する」
という過ちです。

不思議に思いましたか?

「キリを好くしてなにが悪い?」
と思ったでしょうか。

反対のことを考えてみてください。
キリが悪い状態で
作業を中断した場合です。

おそらく、そのことが気になって
休んだ気になれないのですよね。

それが好いのです!

いいですか、今は休憩の話をしています。
一日の終りの話ではありません。

毎日の終りに、
いつでもやりかけの仕事が
残っていたら、
それは一年中気の休まらない
嫌な日々となるでしょう。

しかし休憩というのは、
身体や思考をリフレッシュして
作業の効率を上げるのが目的です。

ここで、キリの好いところで
作業を中断するというのは、
パソコンの電源を、その都度
完全に落としてしまうようなもので、
めでたし、めでたし、
一件落着といった感じです。

作業を再開するときには、
立ち上がるまでに
それなりの時間が必要になります。

それに対して、
切りの悪いタイミングでの休憩は、
休憩中も、頭の一部分では
やりかけの仕事のことを考えています。

だから作業を再開したとき、
スリープか、せいぜい休止状態から
パソコンを立ち上げるくらいです。

バッテリーの消耗も少ないし、
時間的にも格段の差があります。

もちろん、ときに再起動が必要なように、
いつもスリープや休止状態ではダメですが、
ちょっとした休憩なら
その方が効率が好いのです。

ちょうど、登山の最中に、
小休止では座らない方が好いのと
似たところがあります。

これは余談ですが、
これまでの生涯でいちども
たばこを吸ったことがない人は、
文字通り「一服する」という
概念が持てないようですね。

動きにメリハリを付けずに
だらだらとエンドレスを強いてきます。

ひどい人になると、
誰かがタバコに火をつけた途端に
次の作業を再開したりします。

私は現在ノンスモーカーですが、
そういう人と行動を共にするのは
御免被りたいですね。