「斬新な」アイデア

シンプルにすることは、
複雑にすることよりも難しい。
新しく生み出すことは、
派生させることよりもずっと難しい。
だが、それだけの価値はある。
なぜなら、ひとたびそこに到達できれば、
山でさえ動かせるからだ。
– スティーブ・ジョブズ  –

14歳の少女が
ネットいじめをなくす
発明をしました。

発明と言っても、
中身を聴いてしまうと、

「そんなので効果あるの?」

誰もがそう思うような
単純な仕掛けです。

メッセージを入力して
まさに送信しようとすると、

「本当に送信しますか?」

という確認が入るという、
それだけの仕組みです。

ところが、1ヶ月半かけて
1500件のサンプルを集めてみたら、
なんと93%の若者が
送信を中断していました。

まさに驚くべき効果 !?

というか、どれだけひどい
メッセージばかりだったの(ーー;?

この装置(?)を思いついたのは、
彼女が次の文章を読んだ時です。

未成年の脳は、
考える前に行動に移してしまう。
判断能力を担う前頭部は
25歳頃にようやく完成する。

行動の前に、自分では
考えられない若者、、、

、、、自分で考えられないなら
誰かがチェックすれば !?

という事で、
送信という行動の前に
チェック機能になるメッセージを
入れたというわけ。

発想が単純なら効果も単純 !?

なにも難しく考える
必要はありませんでした。

彼女はこの発明で、
Googleサイエンス展覧会に出席。

見事グローバルファイナリストになり、
アメリカの暫定特許権を取得。

その後クローム用拡張ブラウザと
携帯端末用のアドオンを制作したとか。

健全な頃の社会って、
このような単純明快さが
あったような気がしませんか?

ちなみに英語ですけど、
彼女の堂々としたスピーチを
観てあげて下さい(^^