事実と真理の関係

例へば、宗教家が神は存在するといふ。
これは事実とはいへない。けれども真理である
– 新渡戸稲造 –

事実ってなんでしょうね?
よく「自分の目で見ないと信じない!」なんて
一見賢そうなことを言う人がいますが、
その人は手品で騙されたときも
ハンカチが鳩に変わったと認めるのかな?

一方、神さまですけど
たしか北杜夫さんの本にありましたが、
南の島で神さまを意味する単語の直訳は
「なんだかへんてこりんなもの!」
そう、立派で厳しい神さまじゃなくて
なんだか訳がわからないけど、そこにあるもの、
つまり考え出したものではなくて
そこにあったものに名前をつけたということ!

それを「ある」とか「ない」とか言う方が
余程どうかしていますね^^;?

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