ゆとり教育ってどうよ !?

お宅の冷蔵庫は大丈夫ですか?

食べ物がぎっしり詰まってると
ちゃんと冷えにくいために
電気代が余分にかかるそうです。

こんなこと、たぶんあなたの方が
私よりよほど詳しいと思うのですが
こと、日常生活はどうでしょう?

予定ぎっしりではありませんか?

 

かなり昔、システム手帳が
流行り始めた頃には
予定ぎっしりがカッコよかった、
そんな時代もありましたが、
いまや”to doリスト”に追われるのは
時間管理が下手くそな証明で
むしろ恥ずべき事とされています。

それなのに人の性(さが)というか、
すき間ができると埋めたくなるという
犬か猿みたいな人が多いです。

そして貴重な”ゆとり”時間を
“すき間”時間と称して
何かで埋めるべきだと言う人もいます。

 

たしかに、資格試験の直前など
この時間を有効に使うかどうかで
合否が分かれる事もあります。

私も最後に受けた大きな試験前には
仕事中のエレベーター待ち時間にさえ
暗記物を用意していました。

でもその時間の暗記が効いたというより、
試験に向けて気持ちを集中していく
儀式的な意味が強かったと思うのです。

そして当然の事ながら
それは非日常的なことであって
ずっと続ける種類のことで
あって好いわけがないのです!

 

弓も使わないときは
つるを外しておくように、

弦楽器も弾かないときは
弦を緩めておくように、

張りっぱなしでは
いざ引き締めが必要なときに
疲れちゃってるんです。

 

そんな目でわが家を見回すと
引き出しや物置は
ぎっしり物がつめ込まれていて
全部出さないと用事が足りません!

それを行った犯人(?)は
いつもギリギリまで用事を詰め込んで
あたふたと走って出かけていきます。

どうやら人はそれが標準で、
意識してゆとりを持たせないと
いけないようですね。