出すもの出してからにしましょう

アウトプットは大切です。

何かを学んだら、
それを人に教えることで
自分の理解は深まるし、
記憶の定着にも有利です。

亡くなった狐狸庵先生、
小説家の遠藤周作さんなど
さらに上を行って
人に教えることで
自分が学んでいました!

どういう事かと言うと、
当時の例にもれず、遠藤さんも
貧乏な苦学生でしたので
アルバイトの必要がありました。

そんなときでも
流石はトンチの利く人ですから
肉体労働などいたしません。

 

ちょっと横道にそれて
遠藤さんがいかにトンチが利いたか、
入院中のエピソードがあります。

肺の手術をうけた先生、
ある時期から腕を上下させないと
動きが悪くなってしまうと言う事で
リハビリを命じられました。

でも、理学療法士の人と
マンツーマンでリハビリをするのが
いかにも陰気臭くて嫌でした。

往診のときに、リハビリを
サボっていることを注意されると、
腕をらくらくと上下してみせて
医者を驚かせました。

先生がどうしたかというと、、、

相部屋の連中と
大好きな花札をするとき、
リハビリが必要な腕を
派手に上下させて札を切ることで
楽しみながら運動したのです。

普通だったら苦行僧のように
顔をしかめてリハビリするところ、
ニコニコと博打をしながら
いつの間にか成果を出すという、

ポジティブシンキングの
お手本のような方です(^^;

 

さて、だいぶ遠回りしました。
遠藤さんがどうやって
人に教えることで学んだか?

当時遠藤さんは
大学の文学部でドイツ専攻でしたが、
フランスに興味が移りました。
そこで、家庭教師として
フランス語を教えることにして、
教える直前にその日の分だけ
自分で先に勉強して
それを教えることにしました。

教わった側が気がつかなかったか
あるいは気がつかぬ振りだったのか、
やがて遠藤さんは留学生として
フランスに渡る程に成長しました!

これなど、アウトプット以外に
”教えなくてはならない”という
締め切り効果もプラスしていたわけで、
お見事としか言えませんね。

 

ここまでやらなくても、
アウトプットするつもりでいると
インプットの質が濃くなります。
どうせなら本物の
ブログかメルマガを使って
日常の学びを
アウトプットしてみませんか(^^?

やり方が解らなければ
応援しますよ!