あぁ、恥ずかしい!

恥ずかしい話です。

乗っていた電車が終点に着く直前、
意味のわかりにくいアナウンスがありました。

とりあえず関係なさそうなので
その場は忘れていましたけど、
次の日、同じ状況で
同じアナウンスがあったので
さすがに気になりました。

アナウンスは大方
・折り返し乗車は、いったん降りてから
・その分の運賃を別途支払う必要がある
といった内容でした。

折り返し乗車の当事者に
インタビューすることは出来ませんでしたし、
忙しそうな駅員さんに訊くのも
どうかと思いましたので、
おそらくこうだろうという話ですが、

座席を確保するために、
どこかの駅から逆方向に乗車して
その電車が終点に着いて
折り返しで始発電車になったときに
そのまま座り続ける常連がいて、

その人に向かって
・みんな座りたくて並んでるんだから
ズルしたらダメですよ
・それに乗車駅から終点までの往復分が
料金未納ですよ
というアナウンスだったのでしょう。

電車のアナウンスというのは
あきらかに個人に向けて
言っていることがあります。

駆け込み乗車などしたときなど
説教されているのを周りに見られて
恥ずかしかったりしますよね(^^;

どこかの路線では
「今のはお客様が間に合ったのでなく、
我々が安全を確認するまで
待ってさし上げただけですので、、、」と、
うっかりしたら逆ギレされそうな
アナウンスがあったとか。

終点折り返し居座り組の人にいたっては
駅のホームで並んでいる人たちの
憎悪に満ちた視線を浴びるのですから、
そうまでして座りたければ
別な方法を考えた方が好いと思います。

もっとも常連ともなれば
そのての恥の概念などないのでしょうか、、、

ついでに今の話の超過料金がらみで
想い出したことがあります。

大学時代のガールフレンドで
育ちの好さが自慢の人がいました。

ある日など、疲れて帰宅途中
うっかり隣の駅まで寝過ごしたので
その分の料金を払いに行ったら、
不思議な顔をされたと
自慢そうに話してました。

その自慢話の、舌の根も乾かぬうちに
彼女がドイツ語の試験で
カンニングしている最中に目があいました。

その時の彼女の
眉毛を書かれた犬みたいな顔が、
今でも忘れられません。