夢も希望もない方が好い

不平、不満、泣き言、悪口、文句、

これらを口にしていると幸せになれないと、
ある方に教わりました。

すばらしい教えだと思い、
普段から気をつけるようにしています。

その方はこうも仰いました。

「夢や希望ばかりを口にするのは、
いまが不満だと宣言していることになる!」

ふつう夢や希望を語るのは
ポジティブに分類されるところですけど、
「夢も希望もなく」過ごすことが
謙虚に生きていることになるそうです。

こちらは「ん~、、?」という感じですが、
言われてみればそうですね。

きのう別の方から、
「現状に満足していてはいけません!」
と教わりました。

『ディズニーランドはいつでも未完成である。
現状維持では、後退するばかりである。』

かのウォルト・ディズニーの言葉ですが、
この言葉とディズニーランドの発展をぶりを、
その方は語ってくれました。

でもこれって「不満」ですよね?
どちらの教えが正しいのでしょうか?
おふた方とも立派な方で、
反対を言っているとは思えません。

よくよく考えてわかったのは、

与えられたものに不満を言ってはいけない
自分のやったことに満足してはいけない

そういうことなのですね。

そういえばとある方も、

「してもらったことは10分の1に、
してあげたことは10倍に感じるから、
恩は100倍返しがちょうどいいです」

と仰っていました。

とかくポジティブ病の人は
自分に都合よくポジティブになりがちです。
謙虚と貪欲を使い分けましょうね。