快こそすべて

快と不快こそ、
有益なものと無益なものを分ける境界線である
– デモクリトス –

ぬか喜びする人が多いでしょうけど
この境界線がちゃんと機能するためには
まず、快の質を高める必要があります。

昼過ぎに起きて
ビール飲みながらポテトチップのブランチ、
夕方まで見たくもないテレビで過ごし
さて、夜の街に出かけようか?なんていうのも
自堕落ではあるけど、不快を避けているでしょう。
でも、ずっと続けていたくはないですね。
ぜひ続けたいと思う人は
実際にやったことがないはずです。
「お前はやっていたのか」ですって?
、、、忘れました。

もっとわかりやすいのはジャンクフードですね。

ひと口目は何かの間違いみたいに
幸せを感じたりしますけど、
ずっと食べていると鬱勃としてきます。
部活の後の水道の水とか
遠足で汗をかいた後のレモンとか
塩むすびの美味しさこそ「快」ですね。

べしべからずに従うのでなく
本当に気分が好い行動を心がけると、
自然と有益な方向に向かって行くようで、
道徳的にさえなるのは不思議です