また逢う日まで

何を切り捨てるべきかを知ること、
それを知恵という。
何かを手放す必要がある時に、
それを手放せるだけの明晰さと強さを持つこと、
それを勇気という
– W.ミュラー –

手放すのは難しいです。
せっかくなのに勿体ないという
さもしい根性もありますし、
もう一度何かをつかめるか?という
恐怖みたいなものもあるから。

でも、両手で何かを掴んでいる限り
新しいものを手に取ることは出来ません。
ファーブルさんだったかが
両手にそれぞれ虫を持っているのに
珍しい虫を発見してしまって
思わず口で捕まえたという話がありますが
誰にもできることではないでしょう。

手放す際のコツとして
もう一度手に入れる方法があるかどうか
普段から意識しておくのもいいです。
名作といわれる本ならば
いつでもどこでも入手可能ですけど
発行部数も少ない駄作だと
ほぼ奇跡に近い幸運が必要です

独り言

Posted by josho