火事場の馬鹿力を普段から

火事場の馬鹿力って、
ご存知ですね?

火事の時に夢中で
タンスを持ち出しちゃった
なんていう話から転じて、
人間追いつめられると、
予想外のパワーを出すという
意味で使われる言葉です。

ところで、普段はこの馬鹿力を
なぜ使えないのでしょう?

もともと持っていない力が
緊急時に湧いてくる?

もちろん、そんなことはなくて
普段は無意識のうちに
力をセーブしているのですが、
夢中になった拍子に開放されて
本来の力が出たのです。

これに目をつけて
潜在能力を発揮する目的で
脳を騙すような工夫が
いろいろ行われています。
ハンマー投げなどで
大声を出しながら投げるのも
そのためだそうです。

ではなぜ、この馬鹿力は
封印されてるのでしょうか?

実はマックスで力を出すと
骨とか筋とかの強度が足りずに
身体を壊してしまうので、
命にかかわるような非常時だけ
封印が解ける仕組みなんです。

安全弁ですね!

それほど私たちの身体は
上手く出来ているのだから、
安全弁を外す工夫より
少ない力で行うことを考えるのが
本来ではないかと思うのです。

ではまた!