弱い存在ですから

良寛和尚をご存知でしょうか?

「僧に非ず俗に非ず」と言いきり、
酒を好み、タバコをたしなみ、
晩年には、40も歳の離れた
貞心尼と恋に落ちる。

本音で行動し、
何ものにも執着しない生き方に
なんとも憧れるばかりです。

その良寛和尚が
戒めことばを残しており、
どれも耳が痛いと言うか
心に刻むべきことばかりなので
ご紹介しましょう。

1.ことばの多いこと
2.はなしの長いこと
3.手柄話をすること
4.自分の生まれや身分の高いことを人に言うこと
5.人がものを言い切らないうちに、ものを言うこと
6.たやすく約束をすること
7.人に物をやる前に、なになにをやろうと言うこと
8.物をやったことを他の人に言うこと
9.よく知らないことを人に教えること
10.悲しんでいる人のそばで、歌を歌うこと
11.人がかくしていることをバラすこと
12.目下の人を軽んじること
13.部下に荒い言葉をつかうこと
14.心にもないことを言うこと

 

どれも簡潔な言葉で
これ以上つけ加えるなら
「ことばが多い!」と
叱られてしまいそうですけど、

明日から何回か
これについてお話します。

ではまた!