ガマの油の作り方

自分が普段どんな顔か
普通は知りませんね。

鏡に映した顔は
左右が逆である以外は
自分の顔ですが、
“鏡を見るぞ!”と
構えてみているのですから
普段の顔とは違います。

動画などに写った自分に
とても違和感を覚えるのは
鏡に映した顔が自分の顔だと
思っているからでしょう。

 

自分の声も
普段は骨伝導の影響なのか
録音の声とは違います。

かつてコールセンターで
訓練の一環として
自分の通話を録音したものを
聴かされましたけど、
近くにいたらケトバシたいほど
横柄な物言いをしているので
かなりビックリでした。

同じコールセンターで
通話の際に鏡を見ながら
応対するというのもあって
これも辛かった。

あんな表情で話されたら
二度とそいつには
会いたくなくなるでしょう。

私だけかと思ったら、
けっこうなパーセンテージで
同じ感想が出るそうです。

そんな顔で、表情で、声で、
普段私たちは他人と接していて
それで許されているんですね。

人間ってやさしい、、、
というかお互い様ですか(ーー;

 

ところで、これで話が終わったら
それこそ身もふたもないです。

実はコールセンターの訓練が
2週間とか続いていくうち、
同じ人間とは思えないほど
好感度の高い話し方になるんです!

顔の表情と声の調子が
同時進行で好くなります。

よく、電話なのにお辞儀する人を
莫迦にしている人がいますけど、
顔や動作は実に声に出るんですよ。

明るい顔で
表情筋をいっぱい動かすと
それだけで声の調子も
表情たっぷりになります。

これは笑顔とならんで
無料で人を喜ばせる行為ですので
ぜひとも身につけて下さい。

せっかく出来るようになっても
ときどきチェックしないと
元に戻っていることがあります。

鏡をみて笑顔で大げさに話す!

実は他人を喜ばせるだけでなく、
自分の運気も上昇させる
笑いの止まらない訓練です(^^v