ひとり●●上手

人の振り見て我が振り直せといいます。

小学校で教わって以来
なんとなく意味は解っていたし、
実行してきたつもりでした。

でも先日、ちょっとした事で
奥の深い言葉だと再認識しました。

 

ある日のことです。

ふだんから尊敬している
Mさんという先輩がいるのですが
なんでも、Yさんという男が
とても失礼な態度をとったとかで
カンカンに怒っていました。

聞いてみると確かに嫌な話です。

ただ、ふだんのMさんだったら
軽くイナして笑い飛ばすところです。
それがその日は
なにかツボにハマってしまったのか
怒り心頭に発したご様子。

私もYさんは好きでないし
一緒に腹を立てそうなもんですが、
なぜか冷めてしまっている
自分に気がつきました。

 

たとえは変ですけど、
呑み会に遅れて行ったところ
先に出来上がっている友の姿を見て
酔う気になれなくなったような、
そんな気分です。

そう、怒りをアラワにするのは
誰がやろうとみっともないものでして、
先にそれを見せられてしまって
当事者になれなくなったのでした。

 

怒りは、自分の健康も害するし、
無関係な人まで、悪い気分の連鎖に
巻き込んでしまうかもしれません。
当事者にならずに済むなら
それに越したことはなく、
今回のことをヒントに
予防線を貼る方法ができました!

題して”ひとり人の振り見て”

ご察しのように
いたって単純なメソッドで、
何かに怒りを感じたときに
それを表現する前に
とりあえず空想で表現する。
そして、それを観ている
自分を意識するというだけ。

「そんな子供だましで!?」

人の振りを冷静に見られることは
すでに実証済みなのですから、
あとは空想上の表現に
いかにリアリティをもたせるか、
そこだけが勝負です。

あなたにお伝えする以上、
自分を実験台にして
ちゃんと効果は確認済みです(^^v
ダマサれたと思って
ご自由にお使いください。

また明日の晩メールしますね。
おおばじょうしょう