隣の芝は何色ですか?

隣の芝生は青いですね。

高校生の頃は
バイトすると言っても
大人の世界で遊んでいましたが、
大学生以降、必要に迫られて
働くようになってから、
気をつけていないと
不平不満が溜まってきます。

ウェイターをしていた頃は
昼休みや会社帰りの
だらけきったサラリーマンが羨ましく、
「そのうち向こう側に行こう」
などと思ったりしました。
(実際にサラリーマンになってからは
その手の付き合いは無視しましたが、、、)

時給につられて
カメラの量販店で働いたときは、
なにしろ狭い範囲で
一日10時間立っているのが苦痛で、
まだ動きまわれたウェイターが懐かしく、
座り仕事の人が羨ましかった。

ところが基本座り仕事の
コールセンター勤務に就いてみると、
動かなさすぎて脚はむくんでくるし、
数分席を外すにも手続きが要ったりして、
出入りの業者さんなど、
外まわりの仕事が羨ましく感じた。

いざ、営業職に就いてみると、
売上は自分で作り出すしかないので、
あらかじめ仕事が与えられている
肉体労働とか、配達業とかがよく見えた。

でも郵便局員になったら、
大雨の日の山ほどの荷物を見て、
「室内の仕事って良かったな、、、」
と思ったりしたものの、
たいていの条件を充たしている
設備保守の仕事に就いたら、
台風や大雪の日に早帰りできる人たちが
心から羨ましかった。

いま、自営業者になって、
さすがに満員電車やムダな付き合いは
懐かしく思いませんけど、
やる気のないときでも
会社にいるだけで仕事と認められた
ぬるま湯生活が思い出されます(^^;

人は自分勝手にできていて、
自分の大変なことと
他人の楽なところばかりが
目についてしまうんですね。

うっかりすると
引き寄せの法則が
悪い方に働きそうですね。

気をつけましょうね^^;