余裕がないと忘れちゃうこと

人間がこの世に存在するのは、
金持ちになるためでなく、幸福になるためである
– スタンダール –

中学校の数学で
「必要条件と十分条件」なんて
大抵の人には思い出すのもおぞましい
単元があったと思います。
冒頭の格言は、そういうお話です。

お金持ちで幸せな人は多いです。
というか目立ちます。
そういう人を見て、貧しい人は
「お金持があれば、幸せになれるのに、、」と
つい考えてしまうのも当然ですね。
だって現実に目の前に
お金がない(少ない)せいで
断念していることが多いのですから。

でも、宝くじの当選や遺産相続など
お金が原因で不幸になった人も
実はかなり多いのが事実です。
つまりお金が多いだけでは
自動的に幸せになれる訳ではありません。
また貧しい(お金が少ない)人の中で
幸せに暮らしている人も少なくはありません。

だからお金が少ないことは
そのまま不幸である理由ではありません。
だけど、お金は多い方が好い。
選択肢が増えますから。

大切なのは、お金儲けが
目的ではなく、手段だということを
忘れない事でしょう。
そうすればお金のために
やって好い事と悪い事の区別が
きちんとつくはずです