邪(よこしま)な愛

諸悪の根源は金そのものではなく、
金に対する愛である。
– サミュエル・スマイルズ –

愛が悪いのか?と言えば
程度の問題とか、形容詞のついた愛とか、
溺愛くらいはまだ好いとしても
盲愛、偏愛なんていうと嫌な予感がするし
愛念となると丑三つ時が似合いそう。

で、お金は愛した方が好いです。
ちゃんとアイロンをかけて
長尺の財布に向きをそろえて入れるだけで
金運が好くなるとか言います。
ただ、愛するあまり外にも出さず
籠の鳥にしてニタニタしていたのでのは
いかにも気持ち悪いですね。

「金に汚い人」なんていうのも
お金を辱めていることになるでしょう。
お金を活かして、綺麗に使って、
世の中を循環させることこそ
愛するものに対する接し方でしょう。

だから金に対する愛は
諸悪の根源と言うよりも
正邪の分かれ道かもしれません