船頭多くして船山に上る

一流の人材ばかり集めると
会社はおかしくなる。
世の中賢い人が揃っておれば
万事うまくいくというものではありません。
賢い人は
一人か二人いればたくさんです
– 松下幸之助 –

本当に賢い人なら
状況を見極めて、別な役割に徹するのでしょうが
自分を賢いと勘違いしているお馬鹿さんは
会社やリーダーの批判ばかりして
そうすることで間接的に自分の能力を誇示するので
下にいる人間はどう返事して好いものか
たいていウンザリしていますね。

人の言葉尻をとらえて
「そういう暗い考えは好くない!」
なんてことばかり言う人も同じです。
きっと自分が人一倍ネガティブだと自覚して
それを振り払うために
他人をダシにするのでしょう。

面倒くさいですね。

たまに、お見事としか言いようのない
傑作なお年寄りに巡り逢うこともありますが、
ああいう方ばかり集まっても
会社は成り立たないのかもしれません。

いろんな人が居て、ちょうど好いのでしょう