眩暈(めまい)

才能より下の職について大人物に見えることはあるが、
力以上の職につくと、往々にして小人物に見える
– ラ・ロシュフーコー –

どちらに見られたいかは
人によって様々だと思います。
大人物に見えた方が好いに決まってるなんて
ろくに考えたこともない証拠です。

実際私は、5人兄弟の末っ子で
おまけに上が全部姉だったせいもあって
自分が一番下の状況が落ち着きます。
子どもが生まれて大いに戸惑いましたし
部下らしき存在が現れたときは
なるべく会わないように
一人でこそこそ仕事してましたっけ。

それは謙虚とは違って
何をしでかしても「まぁ、仕方ないか、、」と
なんとなく許されちゃうのが快適で
責任がかかってくるのが嫌なだけです。
あからさまに「責任者」という肩書がついたときは
気分が悪くなって早退した覚えがあります。

そういう状況が好きな人も居たりして
適材適所が好いですね