頼むのが上手な人

独立の気力なき者は必ず人に依頼す、
人に依頼する者は必ず人を恐る、
人を恐るる者は必ず人にへつらうものなり
– 福沢諭吉 –

人に頼めない人と言うのも
あまり自由とは言えない気がしますけど
ここで諭吉さんの仰っているのは
寄りかかり専門の人でしょう。

そうではなく
互いに独立した精神の持ち主が
それぞれ得意分野で助け合うというのは
結構いい状態だと思うのですけど
どうでしょうね?

でも、分業も進みすぎると
今どきのように自分が何をしているか
誰のどんな役に立っているか判りにくくて
働く意欲が削がれるというより
初めから起こらなくなってしまって
やはりあまり面白くない。

難しいところです