経験が唯一教えてくれることは
経験は何も教えてくれないということだ。
– アンドレ・モーロワ –
私は自慢じゃないけど、
職場を変わった回数は人一倍多いです。
若いころは、ちがう職種を選んで転職を繰り返し、
少し疲れてきてからは、同じ職種で会社を移り、
最近は同じ会社で、事業所を渡り歩いています。
なぜか?
飽きっぽいからに決まってます^^;
それはともかく、
そうなると今日の格言は好くわかる。
新しい仕事を教わっているとき、
「メモを取りなさい!」と
親切心から怒られたりするのですけど、
それぞれがメモしたって無駄なだけでなく、
だんだん間違いが増えていくだけで、
困ったときに何を見ればよいか
それを記憶しておけば好い。
メモを見ないとそれが解らないようでは
そもそも使い物にならない。
そしてある臨界点を過ぎると、
急に気分が楽になる瞬間が来るのですけど、
それは別に、一通りの経験を積んだからではなく、
(そんなことそもそも不可能でしょう)
ある数のケースをこなすことで
未知の状況が怖くなくなるというか、
出たとこ勝負ができる気がしてくるのです。
それが気のせいであったとしても
そんなこと問題ない。
焦った気持では、なにも出来やしないのだから、
気のせいでもど~んと構えた方が好いに決まってる。
ということでした^^;