お医者様でも草津の湯でも

いくら温泉でも
人の行儀作法まで治してはくれない、、、
などというが、それは間違いだ。
彼を溺死させればいい。
– マーク・トウェイン –

こんばんは、
おおばじょうしょうです。
辛口のマーク・トウェインさん、
相変わらず物騒なもの言いですが
それほど行儀作法というやつ、
治りにくいのでしょう。

「お里が知れるよ!」

これなど、本人ばかりでなく
親兄弟まで侮辱する攻め言葉で、
どんなに上辺を飾っても
生まれ育った環境で身につけたものは
何かの拍子に顔を出してしまいます。

 

反対に、ふだん冴えない人の
ふとした言葉やしぐさに
育ちの好さが滲み出したりすると
ハッとしたりして、
子どもを育てるときには
自分の好みはこの際後回しにして
品好く振る舞いたいものです。

もっとも、言葉は上品でも
映画『タイタニック』の金持ちたちには
少しも魅力を感じませんでしたし、
高倉健さんの演じる役どころは
朴訥な言葉が素敵でした。

してみると、言葉や仕草より
もう一つ奥にある人間性というものを
品格として感じているのかもしれず、
それだったら磨こうと心に決めるだけで
いつからでも遅くはないでしょう。

磨きましょうか!