で、どうして欲しいの ?

話のくどい人って嫌ですね(ーー;

家族にいても困るけど
会社の上司だったら
さんざんな目にあいます。

一口に”くどい”と言っても
同じ話を、まるで初めてのように
第一章はおろか前書きから
聴かせてくれる人や、

どんな質問に対しても、
それに対する答えが期待できず、
さんざん遠回りしたあげくに
いつもの落とし所に落ち着く人や、

共通の知り合いについて
一通り悪口を並べて
相対的に自分をほめたい人など、

地雷原を歩くように
慎重に避けて通るべき人は
結構たくさんいます。

 

そして、彼らと同じくらい
困った存在がいらっしゃって、
それはワザワザ地雷原に
自ら進んで踏み込んで

待ち構えていた困ったちゃんと
一渡り言い争うことで
あたかもスポーツをしたかのように
すっきりする人たちです。

 

彼らは毎回予想通り
だんだん声のトーンがあがって、
一万回も聴いたような話を
楽しそうに繰り返します。

なにが彼らに
そうさせるのでしょう?

彼らの心の声は
・自分を認めて欲しい
・自分を解って欲しい
・自分の偉さを知ってほしい

といったように、
要は人間の自然の欲求である
Look at me!(私を見て!)
なのですね。

普通のひと、
困ったちゃんになりたくない人も
その欲求を持ってはいますが、
プライドにかけて
もっと格好いい方法で
欲求を満たします。

例えば難関の資格試験に
挑んで合格するとか、

仕事上の困難な課題を
苦労して成し遂げるとか、

普通はほめられそうな事ですが、
はたして誰も観ていなくても
同じことをするかどうか微妙です。

 

つまり多かれ少なかれ人は
・自分を認めて欲しい
・自分を解って欲しい
・自分の偉さを知ってほしい
と思っているのですから、

相手のその欲求を満たしてあげたら
その人は喜んであなたのお客になって、
リピーターになることでしょう。

腹黒いと思いますか?

キレイ事を言ってみても
サービス業って
そういう事ではありませんか?

相手に気持ち好くなってもらって
(いろいろな方法でね)
その対価をもらうわけですね。

一流のホステスさんは
そのために何をしますか?

お客様を研究しますね(^^

これからは誰を観ても
この人は何をして欲しいのか
考えてみてください。

小手先のテクニックを学ぶより
ずっと近道を通れますよ。