求人情報誌の責任

あなたの時給はいくらですか?

学生時代と違って
あまり意識しなくなったと
思いますけど、
請負以外の賃金労働では
ついてまわる数字です。

この時給というもの、
確かに計算は楽になりますが
誰のためにもなりません。

 

まずは払う側のデメリット。
ふたつの面から言えるのですが、
まずは軽傷の方から。

とにかくその場にいるだけで
のらりくらりして
時給を盗むやからがいます。

というより、
ほとんどです(ーー;

驚いたことに彼ら(彼女ら)は
まじめにドン臭く働く人間を
心底バカにして

「要領よくやれよ!」

などと訳のわからない説教まで
してくれます。
私も何度されたことか(ーー;

 

もっと重症で
もっと被害が大きいのは
変な責任感です。

すでに存在だけで
会社のお荷物なのに加えて、
時給もらってるから
なにかしなくちゃなんて、
余計なコピーを取ってみたり
仕事の工程を増やしたり、
その人の言い訳だけにとどまらず
それを引き継いだ人まで
未来永劫余分な事を増やします。

こうなると
いればいるだけマイナスなのに
一日数十分は必要という
変なポストが誕生するのです。
ひどい言い方だけど
周りを見回すと
そんな人だらけですよね(ーー;

 

次に働く側のデメリット。

ひとつは雇う側と共通で
まともに働く気持ちが起きません。
やってもやらなくても
もらうお金が同じ時、
凡人の発想では
やらない方を選びます。

もうひとつ、
実は最大の人類級の
デメリット。

結果を出そうとせずに
文句ばかり言い訳ばかり並べる
新橋のサラリーマンが
生まれてしまいます。
(真面目に新橋で働いている
サラリーマンの方、ごめんなさい!)

これはもう体質となって
居酒屋でプロ野球の監督の采配に
文句言ってるおっさん気質です。

いちどそうなったら
自力で抜け出すのは困難で
大抵そのままです。
全労働人口にしめる
新橋のサラリーマン割合は
GDPよりも重要な指標です。
(真面目に新橋で働いている
サラリーマンの方、ごめんなさい!)

賃金労働者だったら
毎月自分の査定をして
もらい過ぎたと思った分は
寄付なり自己投資なり
有効に使いましょうね。