ときには心を鬼にして

検証してますか?

って、普通の生活では
あまりしませんよね(^^;

私も意識してやったのは
FXトレードを教わっていたとき
課題としてやったのが
最初でした。

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検証(けんしょう)
《名・ス他》実際に調べて証拠だてること。
仮説を実証すること。
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簡単に言うと、
“このサインで売り買いすると
うまくいくはずだ”という、
経験知や理論に基づいた
売買手法の仮説があるときに、
過去のデータに付きあわせて
それが使えるか試すのです。

そのときは
“トレード100回分検証しなさい!”
というミッションに
気が遠くなったものですが、
実際それ以下では
あまり意味がないんです。

 

ところで今日の本題は
トレードとは無関係です。

私たちの日常生活でも
実は小さな”検証”の機会は
けっこう多いもので、
そして上手くできている人は
それほど多くありません。

無理もない事で
上手くやってもやらなくても
差が見えにくいからです。

 

本人は自覚のないままに
なんとなく何かが下手だったり
同じ失敗を繰り返してます。

でも、トレードのように
大儲けするかスッカラカンになるか
その分かれ目になるとしたら
誰でも真剣になるでしょう(^^?

だからトレードの勉強は
義務教育の現場で行うべきと
真剣にそう思います。

 

では、たいていの人の検証が
どんなふうに下手なのかというと、
実はいろんな条件を
一度に動かしすぎるんです。

たとえばAについて試しているときは
A以外については工夫の余地はありません、
って言うかイジっては駄目です。

検証というのは練習ではありません。

上達するためのものでなく
その方法が使えるかどうかを
見極める作業なんです。

それなのに上手く行かなくなると
知恵を総動員して何とかしたがるのが
人情というやっかいモノです(^^;

そこは心を鬼にして
“Aは使えない方法だった!”と
結論づけなくてはいけません。

 

こうして上手く検証できると
あとは全自動のおまかせで
上手く行くことが確定している
嬉しい手法の出来上がりです。

今日のお話は
解りにくかったと思います。

「何のための作業なのか?」

これを忘れずに
余分な事はしない方が結果として
楽になりますよという事で。