ちんちろりん

あなたは、サイコロを振って
ねらった目をだせますか?

『麻雀放浪記』(阿佐田哲也著)では
できることになっていましたが、
さんざん練習しても出来ませんでした。
https://josho.tokyo/ajo7

振ったふりをして
サイコロを置くというインチキも
私がやると簡単に見破られ、
どうも私はいかさま賭博には
不向きなようです(ーー;

 

それはともかくとして、
サイコロを振る前にどの目が出るか
知る方法があるでしょうか(^^?

あるとすれば、
机の表面の状況を微細に観察し、
サイコロの重量バランスや
振る時の力加減や角度など
精密な計算をした上で

ラグビーの五郎丸さんよろしく
寸分たがわぬフォームで
振ってもらう必要があるでしょう。

 

で、普通はそんなことを考えず
”確率”を考えるわけです。

常識に違わず、1から6まで
どの目も等しく6分の1の確率で
出ることがわかっています。

同様にして、不確定な要素が
いろいろからんでくる事がらでは、
どんな結果か予想するより
確率的に損得を決めていくことが
有効な場合が多いです。

 

ところで、確率を考えるとき、
たとえばコインを投げて裏になるのは、
2分の1の確率ですね。

もちろん表でも同じです。

いま、コインを投げて
表と裏のどちらが出るかという
賭けをしていたとします。

続けて4回裏が出ました。

コインに細工はないとして
5回めに裏と表、あなただったら
どちらに賭けますか(^^?

人情的には
そろそろ表でしょう(^^?

でも確率的には裏と表
等しく2分の1の確率です。

ここで人情を押し殺して
確率や期待値で考えられるかどうか、
そこがギャンブラーならぬ
トレーダーに求められる資質です!

確率統計論は役に立つので
いずれまた、お話しましょうね。

ではまた、明日
おおばじょうしょう