人の行く裏に道あり

パラダイムシフトというほど
大げさなことではないのですけど、、、

昨日、知り合いと話していたとき
面白いことを想い出しました。
郵便配達の仕事について
自分の経験を話していたのですが、
相手が妙に感動して
けっこう面白がってくれたので
あなたにもお話しましょう。

 

まだ民営化される前の
ある地方都市の局でのこと。

当時の配達員は
普通郵便の他にもいろいろと
持ち歩いてました。

書留、速達、大型郵便のほか
代金引換郵便や、繁忙期になると
ゆうパックも扱います。

 

それぞれの、
つぎの配達先がどこなのか、
6個も7個も覚えていられたのは
どうしてだと思いますか?

いちばん簡単な方法は
実際はじめのうち、みんな使う
ありきたりのモノですが、
普通郵便は軒並あるので、
それ以外の配達がある場所の
普通郵便を逆さにします。

順番に配っていて
逆さまの郵便が出てきたら
「何かあったな!」
と気がつくというワケです。

この方法は簡単で
とりたてて頭も技も使いませんが、
唯一の、小さくはない欠点が、、、

逆さにする作業が面倒くさい(ーー;

毎日のことだし、
けっこうな件数になるから
ちりも積もればなんとやらで
うっとうしいワケ^^;

 

ここで道がふた手に分かれます。

一つの道は、
うっとうしさに耐え忍び
そのまま続ける方向へ。

もう一つの道は、
まったく新しい発想で
たくさんの”次の配達先”を
忘れない方向へ。

 

こんな書き方をすれば、
誰だってもう一つの道の方を
選びたくなりますよね(^^;

でも、今日は長くなったので
もう一つの道については
また明日のメールでお伝えします。