本日の感染者数って、本当なの?

神経病や神経病患者の数が増えたのではない。
神経病に眼の肥えた医者が増えたのだ。
– チェ―ホフ –

誰に対する配慮なのか
やたら病名が昔と違ってきましたが、
それを差し引いても
〇×〇×症候群とかいう病気が
ずいぶん増えた気がします。

別に、簡単に治せるなら
それはそれで好い事なのだろうけど、
ちょっと気になるのは
昔だったら人知れず好くなろうとしたのが、
この頃は肩書のように誇らしげに
それをむっつり顔の言い訳にしてる人が
けっこう多くなったようで、
そもそも、状態に名前を付けて
それを固定してしまう落とし穴があって、
あまり病名は増やさない方が好い。

あと、近頃の感染症もそうだけど、
患者の数の増減を単純に比べたところで
かえって余計な推測を生むだけな気もします。
単純に「昭和39年と比べて何倍に~」とか言っても
そんなの調査の精度も違えば
そもそも人口の構成だって違うんだから
あまり意味のある数字とは言えません。

ということで
暗くなるような話は
できるだけ遠ざけておくのが
私の流儀です^^;