誰と戦っているの?

なんでも勝ち負けにこだわる人がいますね。
ひょっとしてあなたもそうですか?

よく観察すると、勝ちに行こうとする人と、
負けないように必死になる人がいるようです。

この両者の違いは大変興味深いのですが、
次の機会にということで、
今日は勝ち負け一般について。

「前の会社に残っていればよかった、、、
「あの人と結婚すればよかった、、、」
「こんなこと、しなければよかった、、、」

反省のつもりで後悔している人がいます。

反省でしたら、
「今度~のときは◯◯しよう!」と、
体験をいかす方向に考えなくてはなりません。

「前の会社に残っている自分」
「あのひとと結婚している自分」
「こんなことをしていない自分」

実体のないこれらを想定して
勝手に負けを味わっているのですね。

こういう考えはたいてい繰り返すので、
何度も何度も負けを味わって
自己評価を低くしていくだけです。

そもそも、自分で選んできたことは
その時点の自分にとって最高の選択でした。

「自分の能力は、まだそこまでだった」と、
過去形で謙虚に認めてしまえばいいのです。

勝負するのだったら、
別に勝負でなくても、比べるだけでいいのすが、
将来の「成功している自分」としましょう。

「成功している自分と比べて、
今の自分はこの点で’まだ’おとっている」
(どこかのタイミングで追いつくはずだ)

「成功している自分なら
この状況をどうのりきるだろう?」
(今がそのタイミングかもしれない)

「成功している自分なら
大きな目で許してあげるのだろうなあ、、、」
(それなら今も許してしまおう)

できるようになった自分を想定して
逆算して考えることによって、
「いまがそのときでも不思議はない」
と考えることができます。

そのためにも、思いつく限りの
最高に成功した自分を想定しましょう。

「贅沢言わないからせめて~」

などという消極的な成功では、
今の自分を引っ張り上げる力がありませんよ。