残しましょうね

快と不快こそ、
有益なものと無益なものを分ける
境界線である
– デモクリトス –

生き残るために
生き物に授けられた感情ですね。
身体に好いものは美味しいし
害になるものは不味く感じるはず。

どんなに好いものだって
さっきまで美味しかったものが
食べ過ぎると不味くなったり
まったく上手くできている。

ただ、この場合の美味い不味いは
食通の人のそれとは違って
舌先ではなく、身体全体で感じます。
細胞の、もっと言うなら
魂の叫びかも知れない。

変な教育のせいで
本当の美味い不味いが判らなくなって
その延長で、快不快も感じられない。
そうなってしまったら
生き物として好い判断が出来ませんから
何とかしなくてはならない。

簡単な訓練というかリハビリは
一口食べて美味しかったら味わい
美味しくなくなったらそこで止める。
あと一口だからとか、
出してくれた人に悪いからとか、
そんなことより大切な事です