003.住居


(当初のイメージはこんなでしたが、、)

さて、仕事が決まったら次は住居です。
当然のこと、まったく土地勘はないのですから
就職予定の会社の、総務の人に尋ねました。

仕事柄、会社に通勤するわけではなく
どこかの現場に常駐することになるのですが、
まだその時点で現場が決まってはおらず、
というより、そもそも募集が”宮古島勤務”だったので
どこに拠点を設けるかなんて、決められません。
とりあえずは、本島の事業所で研修とのことで
何処に行くにも便利な那覇・浦添辺りを勧められました。

さて、那覇は流石に聴いたことありましたが
浦添市なんて初耳か、聞き流して来たところですので
家を探すのは大変な作業でした。
インターネットが無い時代だったら無理ですね。

幸い、今どきは便利でお部屋探しのサイトも多く
しばらく検索しているうちに目も肥えてきて
相場みたいなものも何となくわかってきましたけど
次の問題は「内覧」です。

これが同じ東京とか、電車で日帰りできる距離なら
休みのたびごとに出かけて行きますし
20歳の頃、実家を出てアパート住まいを始めたときも
随分歩き回ったものでしたが、今度は1900kmも離れてます。
週末に有給も絡めて出かけて
車中泊で回ることも考えましたけど
なんだか物凄く悲壮感を伴う気がしたので断念。
結局、就職面接と同じく
リモートで内覧させてもらえる不動産屋さんに限定しました。

ここまで来てなお、
「入居には、県内在住の保証人が必要」
なんて壁も現れてきて
正直、めまいと絶望を覚えたものでしたが
諦めなければ大抵は何とかなります。
審査の甘い不動産屋さんで
後から思えば超ラッキーな部屋に決まりました。
キーワードは「諦めない」です