嫌いの中にお宝

昨日、何もやる気がしないときの
対処法をご紹介しましたね。

好きなことを1周間我慢してみたら
何かをせずにはいられない
圧縮エネルギーを感じられたという
体験談をお話しました。

今日はその続きというか、
似ているけど少し違う方法を
ご紹介しましょう。

それは
「したくないことを、あえてしてみる!」
という方法です。

 

嫌いだと思ってた
食べ物を試してみるとか、
普段は寄り付かないような場所に
行ってみるとか、
自分と対立する意見の
本を読んでみるとか、

そのように自分の現在の
快適な状態を
あえて外してみるのです。

すると思い込みも外れて、
嫌いだと思っていたことが
実は好きだったり、
今まで見えなかった世界が
目の前に開けて来たり、
そうした変化が
起こったりするのです。

実をいうと私、
北方謙三さんが嫌いでした。

具体的な理由はなくて、
なんとなくキザなおじさんなので
自分とは合わない世界だと
食わず嫌いしていたんです(ーー;

どこかでも書きましたが、
ある日おせっかいな、、、

、、、いぇ、とても親切な女性が
あまりに熱心に勧めるので、

義理を果たすためだけに
北方氏の『水滸伝』を
読みはじめたのでしたが、、、

完全に北方ワールドに
ハマってしまいました(^^;

ハードボイルド作家という
氏の肩書にたいする
偏見まるだしの思い込みは
すべて吹っ飛びました!

氏の描く漢(おとこ)たちの世界を
自分の一部に取り入れられて
本当に好かったと思っています。

 

やる気が起きないという中には、
やりたいことが解らないという場合も
往々にして含まれており、

そんなときは慣れ親しんだ環境を
あえて外してみることで
それまで見えなかったものが見えてきて
手がかりをつかめたりするのです。

昨日の方法とどちらが合うか、
あえて合わないと思う方を
試されてみてはいかがでしょうか(^^?